オフィスのレイアウトや空間デザインを考える際に、ぜひ検討していただきたいのがパーテーションです。パーテーションは、オフィスの空間を区切るための簡易的な壁や間仕切りのことを指します。イベントブースの仕切りに使われていたり、昔ながらの事務所に置かれていたりするのを見たことがあるかもしれません。
しかし、現在のパーテーションにはさまざまな種類があり、上手に利用すれば機能別にオフィスを分割することができ、スペースの有効活用が可能です。
今回は、オフィスにパーテーションを設置するメリットから、主なパーテーションの種類、選び方について解説します。
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【CONTENTS】
1.パーテーションのメリット
2.パーテーションの主な種類
3.パーテーションの選び方
4.オフィスの空間作りならJIMUKIにお任せを!
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1.パーテーションのメリット
まずは、パーテーションをオフィスに設置するメリットをご紹介します。
●オフィスを機能別に間仕切ることができる
執務スペース、会議室、休憩室など、オフィスのなかにはさまざまな機能を持つ複数のスペースを用意する必要があります。部屋を分けられれば一番良いですが、ワンフロア内を機能別に間仕切る際には、パーテーションが役立ちます。視線の遮断や遮音など、求める機能に応じてパーテーションを使い分けることで、別部屋として空間を仕上げることができます。
●業務の集中力アップが期待できる
コミュニケーションを重視して設計されたオフィスの場合、話し声や足音などの騒音、前後の人の視線が気になるといった課題が生まれます。また、WEB会議をする場合も自分の話し声が周りの人に迷惑をかけてしまう場合もあります。
パーテーションを活用することで大掛かりなレイアウト変更をしなくても「自分だけの空間」を作ることができます。
●情報漏えいを防止できる
応接室が執務スペースと区切られていない場合、来客者から従業員のパソコンの画面が見えてしまったり、別の打ち合わせの話が丸聞こえになってしまったりという課題が出てきます。
こうした場合にパーテーションを活用して各スペースを区切ることで、情報漏えいを防ぎ、機密情報を守るための役割も果たせます。
●オフィスデザインの一部として機能する
パーテーションは、オフィスの空間をデザインする上でも大切な役割を担います。そのスペースが持つ役割やコンセプトに合わせて他の家具との調和をとることで、おしゃれさや与えたい雰囲気をプラスする要素として活用できるでしょう。
2.パーテーションの主な種類
パーテーションの種類は、大まかに以下に分類できます。
●ハイパーテーション
ハイパーテーションは、床から天井までの高さがあるパーテーションのため、まるで壁を設置したような別空間を作りたいときに活用されます。ハイパーテーションには複数の素材があり、アルミパーテーション、スチールパーテーション、ガラスパーテーションが主流です。
アルミパーテーションやスチールパーテーションを設置すると、立っている人からの視線も完全に遮断することができます。しかし、視覚的には壁を設置した時と変わらない効果が得られるため、空間が狭く感じることがあるので注意が必要です。
デザイン性を重視する場合はガラスパーテーションがおすすめです。ガラスパーテーションのメリットは解放感と間仕切り効果の両方が期待できることです。また、ツインガラスを導入することで遮音性も向上します。
ガラスパーテーションはデザインの種類が豊富で、一枚ガラスを採用すると高級感を感じることができます。アルミフレームやスチールフレームと組み合わせることで他とは異なる印象的なオフィス空間を演出することができ、様々な楽しみ方ができることが特徴です。
設置の際には業者による工事が必要になりますが、その分デザイン性やレイアウトのプランにこだわることが可能です。ローパーテーションのように簡単に移動させることができないため、部屋の用途や求める機能をよく吟味して設置することが大切です。
●ローパーテーション
ローパーテーションは、置き型のパーテーションで比較的簡単に設置・撤去が行えることが特徴です。用途に応じて幅や高さを選ぶことができるので、直結型、L字型、T字型、コの字型など自由に簡易的なミーティングスペースを作ることができます。素材も豊富で、アルミパーテーション、スチールパーテーション、ガラスパーテーションに加えて、吸音素材を活用したクロスパーテーションも人気です。
色やデザイン、素材の選択肢も多いため、機能性だけでなくオフィスデザインの観点も持って選びたいパーテーションです。●移動パーテーション
移動パーテーションは、使用状況に応じて展開・収納・可変などの操作をすることができるパーテーションです。必要なときにだけ展開できるため、空間を最大限有効活用したい場合に適しています。デザイン性もスタイリッシュなものが多く見られます。
●デザイン性重視のパーテーション
デザイン性を追求したパーテーションです。クリエイティブな空間を創造したい場合や、ショールーム、来客用のスペース、従業員の憩いの場などをピンポイントで作り出したいときには、専門業者に相談をしてデザイン性のあるパーテーションの活用を考えるのも一手です。
3.パーテーションの選び方
最後に、パーテーションの選び方のポイントをご紹介します。
●素材を決める
パーテーションは素材によって得られる機能性が変わってきます。用途・予算に応じてどの素材にするのかを決めましょう。
また、デザインの部分にも紐づきますが、素材によって部屋のなかの開放感・圧迫感も変わってきます。用途だけでなく、その部屋が与えたい印象を加味して素材を選びたいところです。
素材例:ハイパーテーション
・ガラス:遮音性が高い、デザインがおしゃれ、光を遮らないため開放感がある
・アルミ:軽量で価格が安い、工事期間が短い
・スチール:遮音性が高い、耐火性に優れる
素材例:ローパーテーション
・木製パネル:デザイン性が高い、部屋の圧迫感を和らげる
・クロス製:温かみのある素材感で、インテリア性が高い
・ガラス:遮音性が高い、デザインがおしゃれ、光を遮らないため開放感がある
●デザインを決める
ハイパーテーション、ローパーテーションといった種類のなかにも、さまざまなデザインのものがあります。他の部分のオフィスデザインとの調和を加味しつつ、パーテーションでどのような要素をプラスできるかを考えてデザインを決めるのが良いでしょう。
特に、設置に工事が必要なパーテーションの場合は、専門業者に相談しながら進めることをおすすめします。
4.オフィスの空間作りならJIMUKIにお任せを!
今回は、パーテーションをオフィスに設置するメリットから、主な種類、選び方まで解説しました。空間を有効に、かつおしゃれに使用できるように、パーテーションでオフィスをデザインしてみましょう。パーテーションの効果を最大限発揮するためには、綿密な空間デザインの計画に基づいて設置することが必要です。
また、オフィスの景観にも大きな影響を与えることから、設置の際はプロへ依頼することをおすすめします。
JIMUKIでは、スペースの活用を考える計画の部分から、パーテーションの選定、設置まで一気通貫で対応可能です。まずは現状の課題をお聞かせいただくだけでも結構ですので、オフィスの空間作りに悩まれている方は、ぜひ一度弊社までご相談ください!
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