オフィスの照明は、職場の雰囲気や働きやすさ、対外的な印象に大きく関わります。
選択肢は多様にあり、目指したいオフィスの在り方や用途によって、しっかりとポイントを押さえて選ぶことが大切です。

こちらの記事では、オフィスの照明の選び方やポイント、照明の種類などについて詳しく解説します。

・オフィスの照明の変更を検討中
・オフィスをおしゃれにリニューアルしたいと考えている
・従業員の業務効率をアップさせたい

このような方は、ぜひオフィスの照明選びの参考にしてみてください。

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【CONTENTS】
1.オフィスの照明選びはなぜ重要?
2.照明の選び方は光の「強さ・色味」に着目!
3.オフィスの照明の種類
4.オフィスの照明を選ぶ際のその他のポイント
5.JIMUKIは、“空間デザインのプロ”目線で照明をご提案!
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1.オフィスの照明選びはなぜ重要?

オフィスの照明選びは、「労働環境」と「来客者に与える印象」の両方に影響を及ぼします。

●従業員の労働環境を向上できる

煌々とした明るすぎる照明のなかでの長時間の作業は、目の疲労度を高め、作業効率が悪くなる可能性があります。
また、光の色味によっても疲労やストレスの具合は変わってくるため、照明選びが従業員の労働環境に与える影響は少なくありません。

執務スペースであれば作業をしやすく目への負担が小さい照明を、休憩スペースやリラックススペースであればゆったりとくつろげるような照明など、スペースの利用目的に応じた照明を配置することで、オフィス全体の環境を向上できます。

●来客者に対してオフィスの印象を良くできる

オフィスが与える雰囲気や印象は、照明によってガラッと変わります。
どんな色味のライトを使うのか、直接照明なのか間接照明なのかなど、オフィス全体・部屋ごとにコンセプトを持たせることで、オフィス空間のイメージを構築できるのです。

自社のコンセプトや家具との調和がとれた照明で空間をデザインできれば、来客者に対するイメージアップや、リクルートの向上にも繋がります。


2.照明の選び方は光の「強さ・色味」に着目!

それでは、早速オフィスの照明の選び方を解説します。
照明の最大の役割は、もちろん光によってオフィスを照らすことなので、まずは「光の強さ」と「光の色味」に着目しましょう。

●光の強さ

適度な光の強さを選ぶためには、JISの「照明基準総則」の照明要件を目安にすると分かりやすいでしょう。
場所や用途によって適度とされている光量は異なり、抜粋すると以下のように定められています。

・執務室:750ルクス
・事務室:750ルクス
・会議室:500ルクス
・受 付:300ルクス
・トイレ:200ルクス
・休憩室:100ルクス

(出典:JIS照明基準総則_参考サイト

こうした数値を参考に、各場所で必要な光の強さを満たす照明を選べば、「作業がしにくい」「目への負担が大きい」といった状況を防ぐことができます。

●光の色味

照明の色味は、大きく分けて「電球色」、「昼白色」、「昼光色」の3つに分かれます。
それぞれ特徴が異なるため、以下で見ていきましょう。

このように、光の色味ごとに得られる効果や適した場所が異なります。
演出したい雰囲気や場所ごとの用途によって、照明の色味を選びましょう。


3. オフィスの照明の種類

次に考えたいことは、「どのような種類の照明を選ぶか」です。
「オフィスの照明」と聞くと、いわゆる普通の蛍光灯を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、おしゃれな照明器具も数多くあります。

●ベースライト

一般的なオフィスの執務スペースで定番のタイプがベースライトです。細長い天井照明器具で広い範囲を明るく照らすことができます。埋め込み型と直付け型とあり、埋め込み型は天井に埋め込むのですっきりとした雰囲気を演出することができます。直付け型は天井から飛び出ているので天井も明るく照らすことができ、空間全体が明るい印象になります。

●ダウンライト

ダウンライトは天井に埋め込むため、空間を広く見せる効果があります。小さなライトを何灯も配列して空間を明るくするため、細かな照明計画を立てやすいことが特徴です。光の明暗を利用して雰囲気をよくしてくれるので、エントランスなどにもおすすめです。

●スポットライト

スポットライトは光を当てる方向を自由に変えることができるため、サインやインテリアを印象的に演出することができます。スポットライトといえば特定の場所を照らす照明ですが、それぞれの向きを調整することで空間を満遍なく照らすこともでき、最近では執務スペースに利用することも増えました。

●ペンダントライト

天井から吊るすことで空間にアクセサリーが加わったような印象になるペンダントライト。種類も豊富で、光だけでなくペンダントライトそのもののデザインを楽しめるのも魅力です。存在感があるので、デザイン性を高めたい空間におすすめです。

●間接照明

間接照明は光源を隠して漏れる光で演出をするので、空間に表情が生まれ、深みが増します。照明が当たる部分と光が弱い部分とで陰影ができるため、同じ空間の中で違うニュアンスが生まれます。また柔らかい光に包まれるような感覚を味わうことができるため、リラックス効果も生まれます。

こうした種類のなかから、場所や空間との調和を考えながら照明を選択、組み合わせていきます。


4.オフィスの照明を選ぶ際のその他のポイント

また、オフィスの照明を選ぶ際には、以下の点も押さえておくとよいでしょう。

●オフィスの内装にマッチしたものを選ぶ

照明器具単体で気に入ったとしても、それが必ずしも自社のオフィスにマッチするとは限りません。
デザインが独特すぎる、サイズが大きすぎるなど、オフィス全体でデザインの調和が取れないと、照明器具が浮いてしまうでしょう。
設置する場所の周りとのバランスを考えながら選ぶことが大切です。

●配線器具を確認して選ぶ

照明器具によって使用できる配線器具は異なります。
場合によっては、電気配線工事が必要な場合があるため、購入前に確認しておくようにしましょう。


5.JIMUKIは、“空間デザインのプロ”目線で照明をご提案!

JIMUKIでは、お客様のオフィスの照明選びをお手伝いしています。
必要な明るさ、設置する部屋、用途、オフィスデザインとの調和など、プロの目線からそのオフィスにぴったりの照明計画をご提案いたします。

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