「グリーンアメニティ」という言葉をご存じでしょうか?
これは、植物が持つ空気清浄化作用やリラックス作用が、オフィスにもたらすさまざまな効果のことです。

今回は、社員の働く環境の向上や、対外的なイメージアップにも繋がる、オフィスへのグリーン導入について詳しくご紹介します!
グリーンの効果に加え、導入のポイントやおすすめのグリーンについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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【CONTENTS】
1.オフィスにグリーンを取り入れることで期待できるメリット
2.グリーンを取り入れる際のポイント
3.おすすめのグリーン
4.JIMUKIではグリーンの導入をまるっとサポート!
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1.オフィスにグリーンを導入することで期待できるメリット

オフィスにグリーンを導入することで、以下のような効果が期待できます。

●従業員のストレスや疲労の緩和
グリーンをオフィスに取り入れることで、ストレスを軽減し、リラックスを促す作用が期待できるといわれています。執務スペースやリラックススペースに配置することで、心理的な緊張や疲れの軽減に繋がります。また、グリーンを近くで眺めることで、目の疲労が軽減されるという研究結果もあります。緑色の植物が持つ視覚疲労緩和効果により、パソコン業務などによって疲れた目を癒すのに役立つでしょう。

評価グリッド法による室内緑化オフィスの評価構造の分析
(参照:論文 オフィス空間における室内緑化のストレス緩和に関する研究 橋本 幸博,松井 奈保子,鳥海 吉弘)
植物には目の疲れを癒す効果があるの?
(参照:愛媛大学農学部 グリーンアメニティ学科)

●空間を快適に保つ
グリーンをオフィスに置くことで、空間を快適に保つことに繋がります。植物は、光合成の過程で二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。また、空気を清浄化してくれる効果や、水分を放出して乾燥を防ぐ効果があるともいわれているのです。

●業務効率の向上
グリーンによるストレス・疲労の軽減、快適な空間作りで、社員の集中力がアップし業務効率の向上が期待できます。また、職場環境が良くなれば、心理的な余裕が生まれやすく、従業員同士のコミュニケーションが活発化することも考えられるでしょう。

●企業のブランディングやイメージアップ
グリーンがあることで、オフィスの雰囲気が明るくなり、おしゃれさもアップします。このように目に見えてイメージが良くなることで、来客者や、WEBサイト・SNSを通してオフィスを見た人へ好印象を与えやすくなる効果もあります。

・顧客との関係値アップ
・リクルートへの好影響
・広報活動によるブランディング形成

結果として、以上ような影響が期待できます。


2.グリーンを導入する際のポイント

ここでは、実際にグリーンを導入する際、効果を最大化するためのポイントをご紹介します。

●全体的なデザインバランスを意識する
ただグリーンを置くだけでは、快適かつおしゃれなオフィスを作ることはできません。既存のインテリアとの調和も考えながら、全体的なバランスに配慮して取り入れることで、快適性やブランディングへの効果を最大化できるでしょう。

また、オフィスを占める緑の割合の一般的な最適値は、10~15%程度といわれています。それ以上になる場合には、さらに高いインテリア設計技術が必要になります。

●設置場所を入念に計画する
設置場所の計画も、予め押さえておきたいポイントです。どの場所でどのような効果を得たいかによって計画は変わってきますし、場所によって適したグリーンも変わってきます。

選び方の一例は以下です。

■ 執務スペースやデスク周辺
大きすぎて業務の妨げにならないように、コンパクトなものを選ぶ。

■ 休憩スペース
スペースを圧迫しないように配慮しつつ、目について癒し効果のあるものを。

■ エントランス
インパクトのあるもの、スタイリッシュな雰囲気のものなど、見た人に与えたい第一印象から選ぶ。

■ 会議スペース
緊張感を和らげるポップな雰囲気なもの、集中力を高められるスタイリッシュなものをピンポイントで、など狙いによって選ぶ。

●グリーンの種類を考える
グリーンには大きく分けて、「天然の植物」と「植物を模して作られたフェイクグリーン」の2種類があります。

フェイクグリーンは、空気の清浄化などの効果は得られない一方、枯れたり腐ったりすることがなく水やりなどのメンテナンスが不要です。逆に天然の植物の場合は、グリーンの持つ効果を最大限に享受できますが、メンテナンスをする前提で考える必要があるでしょう。


3.おすすめのグリーン

【ウンベラータ】
ハート型の大きな葉っぱが特徴的なウンベラータ。ゴムの木の仲間で丈夫で育てやすく、比較的明るい場所を好みます。傘を連想させる柔らかな大きいハート型の葉がお部屋を明るい雰囲気にしてくれるので、人が多く集まるオフィスにはぴったりです。

【コーヒーノキ】
コーヒーの原料となるコーヒーノキは観葉植物としても人気です。葉はつやつやとした光沢のある濃緑で、整えやすいフォルムをしています。大きめの鉢で育てると150cmを超えるほど大きく成長するのでシンボルツリーとしても楽しめます。

【ガジュマル】
ぽっこりとした幹がユニークなガジュマル。植える鉢によって印象がガラリとかわるので、置き場所を選ばない観葉植物です。室内の明るさや温度で育てられるので、オフィスグリーン初心者にはぴったりです。

【ポトス】
数ある観葉植物のなかでも不動の人気のポトス。ツルを伸ばして横に広がって生長していく植物です。葉は大きくて光沢があり、葉色はライムグリーンや、緑色と黄緑色のマーブル模様など品種によって異なります。日陰でも育てやすいのでオフィスグリーンに最適です。

【モンステラ】
モンステラは、アロハ柄の代表的なモチーフのひとつとして知られるとおり、南国リゾートを思わせる見た目で人気の観葉植物です。葉は生長するにつれ、縁から切れ込みが入ったり穴があき、独特な面白い姿になります。大きな株になれば乾燥にも比較的強くなります。


4.JIMUKIではグリーンの導入をまるっとサポート!

JIMUKIでは、お客様のオフィスへのグリーン導入を支援しています。

多様な天然グリーンのなかから、その会社様に合ったものを選定。
オフィスの空間デザインを得意としている弊社だからこそ、既存のオフィスや叶えたい希望を踏まえて、トータルでご提案することが可能です。

・興味はあるけどグリーンの選定が大変そう
・効果的でおしゃれな配置が分からない
・イメージはあるけど導入に手間をかけられない

まずはご相談から承っていますので、こうしたお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください!