2024.02.20

オフィスに必ずあるエントランスの効果について、考えたことはありますか?
エントランスは企業の顔であり、来訪者と企業をつなぐ大切な場所です。
入口に滞在するわずかな時間であっても、まず来訪者に「企業の印象」を与えることができます。

その空間は他社と差別化できる場所でもあるため、エントランスづくりは採用・ブランディングを強化したいと考える企業にもおすすめです。

そこで、本記事ではエントランスが与える効果について解説していきます。
エントランスづくりで重視したい4つのポイントやエントランスの事例についてもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

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CONTENTS
1. エントランスがもたらすポジティブな効果
2. エントランスづくりで重視したい4つのポイント
3. 独自性があるエントランス事例3選
4. エントランスを含めたオフィスづくりはJIMUKIにおまかせ
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1.     エントランスがもたらすポジティブな効果

オフィスのエントランスは、その企業の第一印象を決める大切な場所です。
企業の顔とも言える場所だからこそ、来訪者へのおもてなしの姿勢を示したり、企業のオリジナリティを表現するスペースにしたりすることで、企業ブランディングの一環にもなります。

オフィスデザインにかけられる予算が限られている場合など、まずはエントランスに注力してみるのもよいでしょう。
来訪者が必ず通る場所、もっとも目に入る場所、という観点からもポジティブな効果が期待できます。

また、一般的にエントランスは受付機能を兼ね備えていますが、有人・無人と企業によってさまざまです。
エントランスの広さや来客の頻度といった条件によることもありますが、近年では無人のケースが増加しています。

その場合、電話機やタブレット端末を設置して受付機能を補完していることが多いです。
来訪者がタブレットに必要情報を入力すると、企業のチャットツールに通知が届くといったような自動化する仕組みも整ってきています。

「受付に人がいないのは失礼ではないか?」と思う方もいるかもしれませんが、先進的な技術を積極的に取り入れているとポジティブな効果を与えることもあります。


2. エントランスづくりで重視したい4つのポイント

ここからは、エントランスづくりで意識したい4つのポイントをご紹介します。

■ コンセプト
まず、基盤となるコンセプトを決めましょう。
来訪者にどのような印象を抱いてほしいか?自分たちの企業らしさをどのように表現するか?などを考え、そうしたヒントをもとにコンセプトを考えます。

たとえば、以下のような内容でもよいため、イメージを言語化していくと関係者間で共通認識を持ちやすいです。

・明るく親しみがもてる
・シックで落ち着きがある
・温かみがある

あらかじめ、どんな方向性にするのか軸を定めておくことで、空間づくりにまつわる要素も選びやすいです。

照明や香りによる空間づくり
コンセプトが決まったら、それに合った空間づくりを行っていきます。
一貫性をもたせるためには、照明や香りも重要な要素です。

たとえば、照明器具には以下のような種類があります。

・スポットライト
・間接照明
・ダウンライト
・ペンダントライト

照明には「白」「オレンジ」などの色味、「全体を照らす」「一部の床のみ照らす」など光の当て方にも特徴があります。
照明選びのポイントについて、詳しくは下記の記事でご紹介していますので参考にしてみてください。

また、香りという要素も空間づくりには効果的です。
従業員のいるフロアとエントランスとで、香りによる効果を使い分けて楽しむのもよいでしょう。
香りが持つ効果については、下記の記事で詳しくご紹介しています。

動線とセキュリティ
コンセプトや空間づくりという側面以外に、エントランスは機能性も重要です。
来訪者のみならず、日々使用する従業員の動線を意識して設計しましょう。
来訪者にとっては、エントランスからスムーズに会議室へたどり着けること、従業員にとっては業務フロアへの動線を意識することが必要です。

その際、セキュリティついても考慮する必要があります。
オフィス内それぞれのスペースにおいて適したセキュリティを考えたうえで、動線を検討すると効率面も保たれます。

また、開放感をもたせるためにエントランスと内部を透明ガラスでつなぐデザインがありますが、そうしたデザインにおいてもセキュリティを維持できるように意識しましょう。

オリジナリティ

企業ブランディングの観点で欠かせない要素としては、オリジナリティがあります。
来訪者に企業イメージを感じ取ってもらえるよう、エントランスに自社を想起する物を設置するというのが実践しやすいです。
たとえば、社名入りの看板や自社製品、オリジナルキャラクターなどが例としてあります。

物の設置と併せて、コーポレートカラー(企業を象徴する色)を空間に活用することで、より企業らしさを演出したエントランスになるでしょう。

また、エントランス空間を広めに確保できる場合は、コミュニケーションスペースを設けるなど、そうした空間づくりの工夫も企業のオリジナリティといえます。


3. 独自性があるエントランス事例3選

ここからは、3つのエントランスの事例をご紹介していきます。
いずれも、前述した項目を組み合わせて、企業の独自性を打ち出しているものです。

■ 事例1:オリジナルキャラクターを設置

オリジナルキャラクターを設置することで、企業を想起しやすくアットホームな空間を演出。
正面の壁面では、イラストを用いてブランドメッセージを来訪者に伝えています。

キャラクターやイラストを用いている点から、親しみやすさや分かりやすさを感じ取れる事例です。

事例2:温かみある木材に映える企業ロゴ

エントランス全体に木材を使用することで、温かみを感じられる空間になっています。
自社を象徴するコーポレートロゴが、木材の色味に対して映えているのも印象的です。

エントランスでそのまま来訪者と簡単な打ち合わせができるように、奥に見えるようなテーブルとチェアを設置してある点も工夫されています。

事例3:コンセプトを意識した色や照明

白を基調にした空間は透明感と清潔感を与え、さらに膨張色でもある白は空間を広く見せる特性を持ちます。
天井をぼんやりと照らすオレンジの照明が、空間演出のアクセントに。

設置されたソファーは、色味がマッチしているだけでなく、来訪者がエントランスでの時間も心地よく過ごせるような「質」のよさも感じ取れます。


4. エントランスを含めたオフィスづくりはJIMUKIにおまかせ

オフィスのエントランスは、来訪者に企業イメージを伝えやすい貴重な場所です。
企業らしさ、来訪者へのおもてなしの意を込めた空間づくりは、他社との差別化にもなります。
来訪者がエントランスに滞在するのはわずかな時間ですが、よい印象を抱いてもらう場所にしたいですよね。

JIMUKIでは、それぞれの企業の想いを形にできるよう、トレンドを押さえた空間づくりをご提案しております。
「まずは、オフィス全体ではなく部分的にエントランスから」といったお話でも、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。

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