チラシを作成する際にも、AIが役立つことを知っていますか?
以前に、Bingの利便性をはじめ、ChatGPTの特性や強みといった内容をご紹介するなかで、同じように見えるAIにも得手不得手があるとお伝えしました。
そうしたことを理解した次には、AIと一緒に何ができるだろう?と実際にやってみることが大事です。
そこで今回は、AIと一緒にチラシを作ってみることに。まずはChatGPTの得意な文章作成を活かして土台を作り、それらをもとにCanvaを使ってチラシを作っていきます。
具体的なツールのイメージについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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CONTENTS
1.AIと始めるチラシの概要づくり
2.チラシ作成におすすめの「Canva」
3.デジタルを楽しみながら取り入れていこう
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1. AIと始めるチラシの概要づくり
まず、チラシ作成は「どのような手順で作成する?」「必要な情報は何?」など、そうしたことからChatGPTに尋ねてみます。
質問を投げかけてアイデアを出してもらい、チラシの概要を次のように決めました。
■ ターゲット:人手不足に悩む経営者
■コンセプト:人材確保のための魅力的なオフィスデザイン
このコンセプトでは、オフィスデザインが求職者へのアピール材料となり、優秀な人材を確保する手助けとなることを強調します。
快適な環境や斬新なデザインが、求職者に好印象を与えることができます。
■キャッチフレーズ:人材獲得のカギ!魅力的なオフィスデザインで差をつけよう!
質問の仕方など、詳しくは以下の記事にてご紹介しています。
過去の記事>>>ChatGPTは仕事のパートナーになれる?上手に付き合うコツとは
さらに、これらの概要が決まったところで、チラシを作る際の色使いについてChatGPTに質問してみましょう。
このように、決まったことをもとに質問を投げかけてみるだけでも、選び方についてのアドバイスをもらえることがわかります。自分で決めるのが難しい場合も、こうして頼れるAIがいると安心!
2. チラシ作成におすすめの「Canva」
チラシ作成におすすめのツールといえば「Canva」です。ここではCanvaについてもご紹介しながら、進めていきます。
Canvaとは?
Canva(キャンバ)は誰でも簡単にデザインができるツールで、無料でも利用可能なテンプレートや素材が豊富にあるのが魅力です。Canvaを使用する際には、GoogleやApple、Facebookなどのアカウントやメールアドレスを登録するとパソコンやスマートフォンなどデバイスを問わずに、起動できます。
では、さっそくCanvaを使っていきましょう。
画面イメージはこのようになっており、Canvaのトップ画面中央にある「こちらも試してみませんか?」から「チラシ」を選択します。
「チラシ」を選択すると、このように画面が変わります。
画面左側には数々のテンプレートが並ぶので、この中から選んで土台を作れるといいです。実際にいろいろ見たり、上部の検索窓でキーワードを入力して絞り込んだりしながら選べます。
たとえば、「オフィスデザイン」と入力し、絞り込まれた中から選んでみるとと画面右側に表示されます。
選んだテンプレートの色合いは、豊富なパレットから自由に変更ができます。
この際に、ChatGPTに教えてもらった色使いを参考にしてみるといいでしょう。
次に、チラシ内で使う画像ですが、テンプレートに入っているサンプルはこちらも自由に変更ができます。
実は、この「画像」もAIに頼って作成できます!
左側の「アプリ」を選択し、アプリ一覧の中から「Text to Image」を選択します。
「Text to Imageを追加」ボタンを押すと、左側のメニューに「Text to Image」アプリが追加されます。
希望のイメージを入力する中に、説明を入力していくことで画像を作成してくれます。
画像生成AIは単純な文章よりも、できるだけ細かい情景を描写した文章の方がより良い画像を生成できます。
ただ中々そういう文章を作るのも大変ですよね。こういった文章もChatGPTに作ってもらいましょう。
この文章をそのまま「Text to Image」に入力し、「イメージを作成」してもらいましょう。
左側は「オフィス」の一言だけで生成した画像、右側がChatGPTに作ってもらった文書で生成した画像です。このように、生成される画像のクオリティが格段に上がったように思いませんか?
この調子で古いオフィスと新しいオフィスを対比させる画像を作ってみました。
ちょっと古いというよりはレトロなイメージになってしまいましたが、このような形で比較イメージとして簡単に差し込むことができます。
今までは存在しないイメージ写真を作成しようと思ったら、イラストレータに依頼して描いてもらうか、3DCGとしてたくさんの労力を掛けて作成する必要がありましたが、手軽に作成できるのがAIの良いところですね。
写真の用意ができたら、あとは前回作ったキャッチフレーズをにテキストを差し替えたり、色を変えてみたりしながらチラシを仕上げていきましょう。
3. デジタルを楽しみながら取り入れていこう
一見、難しそうにみえることも、実際にやってみると案外難しくなかったというような経験はありませんか?
こうしたChatGPTやCanvaといったツールやサービスも、最初からきちんと使いこなさなければと身構えずに、「どんなことができるのかな?」と気楽に触ってみるのがおすすめです。実際に、自分の手で使用してみると、その利便性や楽しさを体感できるでしょう。
こうしたデジタルの活用も、企業におけるデジタル化の一歩です。
・AIツールを使って業務の効率化を図りたい
・気になっているサービスやツールがある
・自社での活用方法を教えてほしい など
このように思うことがありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
まずは無料のご相談から承っております!