従業員同士が利用するオフィスにおいて、気になる音はありませんか?
オフィスはさまざまな人が利用するため、周囲の会話によって集中力が途切れたり、オンライン会議中に周りの音が気になったりと、音にまつわる課題にぶつかることがあります。
近年注目されている壁を取り払ったオフィスレイアウトは、開放的といったメリットがある一方で、音への対策やプライバシー保護への配慮は必要です。
この記事では、オフィス内でよくある気になる音や解決策について、壁を取り払った「オープンレイアウト」のオフィスを視野に入れてご紹介していきます。
また、音がもたらす良い効果についても解説しますので最後までご覧ください。
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CONTENTS
1. オフィス内に存在する気になる音とは?
2. 「気になる音」対策で取り入れられる4つの工夫
3.オフィスBGMの導入がもたらす効果
4. 音にも配慮するオフィスデザインならJIMUKIにおまかせ
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1. オフィス内に存在する気になる音とは?
オフィス環境は、従業員が1日の大半を過ごす場所です。
その中で、さまざまな活動を行っているため、必然的に多くの「音」が存在しています。
よくある代表例として、以下のような音が気になったことはありませんか?
- パソコンのタイピング音
- 複合機や空調などの機械音
- 会議室からの音漏れ
- 電話機の着信音
- 社員同士の会話
これらの音はオフィスでの生活に欠かせないものであり、自然に聞こえてくることも多いため、完全に遮断することはできません。
また、一人ひとりがそのとき置かれている状況や体調によっても感じ方が変わるため、気になる人もいれば気にならない人もいるでしょう。
しかし、従業員にとって以下のような課題や心配事につながっているかもしれません。
- 物音で業務に集中できない
- 必要な音声が聞き取れない
- 音漏れにより情報漏えいしてしまう
集中して取り組みたい業務があるときに、音によって気持ちが途切れてしまうのは、生産性や作業効率の低下を招きます。
相手がいる電話やオンライン会議などにおいて、周りの音は相手の声を聞きづらくするだけでなく、相手に聞こえてしまうケースも考えられるでしょう。もし、社外秘である話を聞かれてしまった場合は、情報漏えいとなる恐れもあるため注意が必要です。
では、こうした心配事はどのように解決すればよいのでしょうか?
次章では、オフィスデザインで工夫できる対策をご紹介していきます。
2. 「気になる音」対策で取り入れられる4つの工夫
前述したように音の発生自体を完全になくすことはできませんが、上手に抑制するなど改善に向け、努めることはできます。
ここでは具体的に、オフィス内に取り入れられる4つの工夫をご紹介していきますので参考にしてみてください。
◎床から天井までカバーする大型のパーティションを設置する
パーティションとは、空間や部屋を仕切る壁のことです。音漏れを防ぐには、床から天井までをカバーできる大型タイプが理想的。
大型タイプを設置すると、音の反響やエコーを減らして、分離された空間を作れます。パーティションは社内のプライバシー保護にも役立ちます。
◎遮音・吸音性能を併せ持つパーティションを設置する
遮音は、内部の音を漏らさないようにしつつ外部の音を遮ることをいい、吸音は音を吸収して反響を防ぐことをいいます。
気密性の優れたスチールパーティションなどは、音漏れ防止に効果的。外に音が漏れにくく、室内の音がはっきりと聞こえやすいのが特徴です。目隠しや飛沫防止などのメリットもあります。
◎吸音力の高いカーペットを敷く
吸音力の高いカーペットを敷くと床に響く音を吸収するため、気になる音を軽減できます。
人が行き来する際に発生する足音や、椅子を動かす物音を和らげたりする効果が期待できるでしょう。
また、オフィス内の雰囲気づくりにおいても、床は大きく影響する部分になるため、色やデザインなども併せて工夫できるポイントです。
◎音自体の発生を抑える
機器の音を抑えるためには、そもそも静音性の高い機器を導入するのがおすすめです。
導入時には音が静かな複合機や空調を選んだり、古くなった機器は一定期間で入れ替えたりするだけでも、音の悩みを減らせるでしょう。
3. オフィスBGMの導入がもたらす効果
ここまで、気になる音について述べてきましたが、音にはよい効果をもたらす側面もあります。
たとえば、オフィスBGMを導入すると「マスキング効果※」が起こり、集中力を高めると言われています。
※「マスキング効果」とは、周波数が近いものを意図的にかぶせて不快な音を軽減する作用のこと
株式会社 USENの提供するSOUND DESIGN for OFFICEにまつわるアンケート調査によると、オフィスBGMを導入した約87%の企業が、環境に対して良い変化を実感しているという結果が報告されています。
参考:株式会社 USEN 「Sound Design for OFFICE」導入企業様へのアンケート調査より
ほかに、大手オフィス系企業の20~60代の社員261人を対象に、1ヶ月間、終日オフィス内にBGMを流し続ける実験を行ったそうです。
すると、BGMが流れていた期間は、コミュニケーションや快楽度が向上したという結果が報告されています。
参考:株式会社 USENおよび大手オフィス系企業、早稲田大学マーケティング・コミュニケーション研究所の共同研究(2020年3月)より
音楽は、心身に与える影響だけでなく、コミュニケーションにもいい影響を与えるものであることがわかります。こうした空間づくりも、オフィスデザインの大事な要素と言えるでしょう。
4. 音にも配慮するオフィスデザインならJIMUKIにおまかせ
従業員が集まるオフィスでは、必然的にさまざまな音が発生しています。
一人ひとりの満足度を向上させるためにも、気になる音への対策をオフィス内に取り入れてみるのはいかがでしょうか。
お客さまの大切な情報を守ることや、従業員が生き生きと働けることにも配慮した空間づくりやレイアウトを、私たちがご提案いたします。
また、すぐに取り入れられることとして、ぜひオフィスBGMも参考にしてみてください。
その他にも、快適なオフィスづくりのためにおすすめのサービスはないか?など、いつでもお気軽にご相談いただけましたら幸いです。
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